海外への渡航が緩和された昨今ですが、国内旅行はコロナ禍でも更に盛り上がりを見せてますよね。
せっかく国内旅行をするなら露天風呂付き客室のある高級旅館に泊まりたい!観光ではなく宿自体を楽しみたい!と思う方もいるかもしれません。
今回東京からもアクセスが良く、休日をゆっくり楽しめる千葉県の旅館宿泊体験を紹介したいと思います。
千葉県の房総半島にいくつもの宿泊施設を運営している【紀伊乃国屋グループ】で、「紀伊乃国屋 はなれ橘」という千葉県鋸南(きょなん)町にある旅館に泊まりました。
本館とは切り離された建物一棟貸切のバレルサウナ&露天風呂付き客室に泊まった時の記録です。
東京からはなれ橘までのアクセス情報
住所:千葉県安房郡鋸南町竜島970−6
首都圏から車でアクアラインでのアクセスです。
はなれ橘に実際に行った時期と天気
時期:7月中旬の過ごしやすい日
天気:曇りのち晴れ
気温:最低気温23℃、最高気温28℃
チェックインは15時きっかりに到着しました。
はなれ橘の客室
客室は紀伊乃国屋本館の向かい側にある完全別棟建てです。他のお客さんとすれ違うこともありません。

玄関を入ると女性向けに浴衣が置いてあり、好きな柄を選ぶことができます。

向かって右側はトイレですが、左側に部屋直結の廊下があり縁側のような趣があります。

リビングとベッドルーム
部屋は天井が高く広々と感じるリビングがあり、クローゼットに荷物をしまいつつ移動で疲れた身体を休めるためダイニングのお茶を飲んだりゆったりくつろげます。

リビングの奥はベッドルームとなっており、思わず飛び込みたくなる大きなベッドが。

洗面所
ベッドルームの奥には洗面所とシャワールームがあります。

アメニティは言わずもがなの充実!

スキンケアは全て同じブランドで統一されており、なんだか高級そう…←


温泉とバレルサウナ
温泉はシャワールームからはもちろんベッドルームから直接入れます。
天然温泉のためお肌もツルツルに✨

温泉の横には贅沢にもバレルサウナが設置されています。
戸建ての客室のため人の目を気にせず好きなタイミングで完全プライベートのサウナを楽しむことができます。

水風呂と温泉の間に外気浴用の椅子とテーブルがあります。

ダイニング
客室のベッドルームからダイニングスペースに通じる扉があり、夕食と朝食はダイニングでいただきます。

テーブルの囲炉裏で旬の魚やお肉を目の前で焼いてもらい、焼き立ての料理をその場ですぐ食べられます✨

旅館のスタッフさんとのやり取りはダイニングのみです。
気になる方はダイニングと寝室の間にある扉に鍵がついているので、施錠しておくことができます。
ビールサーバー
ダイニングルームにはお酒好きにはたまらないビールサーバーが設置されているため、いつでも生ビール飲み放題です。

温泉後に飲む一杯は格別ですね♪
はなれ橘のその他おすすめポイント
ポイント①徒歩で行ける施設「さざね」
はなれ橘から紀伊乃国屋グループの宿泊施設「さざね」に徒歩5分くらいで行けます。

ポイントとしては、「さざね」に宿泊していなくてもラウンジを利用することが可能なのです!

ラウンジには軽食やドリンクが用意されており、はなれ橘の宿泊客もいただけます♪

お稲荷さんなどの軽食が並びます
軽食は時間帯によってメニューが変わるらしく、15時〜18時はケーキなどのスイーツで、18時〜21時はお稲荷さんやサンドイッチが並べられています。
ドリンクもオレンジジュースとコーヒー以外に、オリジナルブレンドのハーブティーがありました。
さざねのラウンジで海の音を楽しみつつ軽食とドリンクをいただけるのもおすすめポイントです。

ポイント②庭園
リビングの前には風情を感じられる庭園があります。
庭園でお茶を飲んで休憩したりぼーっとするのもいいですね♪

庭園のおすすめポイントとしては、バレルサウナと直接繋がっているところです。
サウナ後は庭園の休憩スペースにバスタオルを敷いて寝そべれば、思う存分外気浴ができて整えます!

はなれ橘に泊まってみての感想
感想
宿泊しているときは客室ではなく、別荘のような感覚です。
古民家を改装した平家の一軒家が丸々客室になるので、こちらの出す音や会話を気にせず、他人の気配も感じずにいられるのが地味にストレスフリーでした。
小さなお子様のいる家族でも宿泊可能とのことなので、いつか子ども連れでまた泊まりたいと思えます。
さらにバレルサウナはもちろんのこと、部屋風呂も浴室ではなく天然温泉なのが嬉しいですね。

少しだけ気になるところ
そこまで気にしなくてもいいのかもしれませんが、、、
宿泊したのが夏だったため、虫さんの季節でした。
庭園側のガラス戸を開けてしまっていたため、カナブン?のような虫がリビングに入ってきてしまい、勾配天井だったためかなり上の方の壁に止まっていました。
部屋に殺虫剤のようなものがなく、更に夜中だったため気にしないようにしつつそのまま放置。
ただ、ベッドルームに入らないように戸を閉めてもリビングとは木彫り飾りの欄間(らんま)で空間同士は繋がっているため、欄間の隙間から虫さんがベッドルームに入ってきてしまいました。
しかも虫さんがどこに行ったか見失ってしまい、虫が大の苦手な私は寝てる時に刺されないかヒヤヒヤして気が気じゃなかったです。
(そもそも刺してくる系の虫かも分からなかったのですが・・・。)
もし虫さんが侵入してきたの見つけたら私のように横着せずに、スタッフさんをすぐ呼んだ方が良いかもしれませんね^^;
以上、はなれ橘の宿泊記でした!