映画『坂道のアポロン』のあらすじと感想をネタバレなしで紹介します。
原作は少女漫画で有名ですが、この映画は音楽映画としても楽しめるものだと思います。
俳優たちの演奏シーンがある音楽映画が好きな人におすすめな作品です!
映画『坂道のアポロン』の簡単なあらすじ
横須賀から長崎県佐世保市に引っ越してきた主人公、西見薫(知念侑李)は
転校初日からクラスのマドンナである律子(小松菜奈)とその幼馴染である不良の千太郎(中川大志)と出会う。
レコード屋でもある律子の家の地下室は音楽スタジオとなっており、
ピアノが弾けるということで薫は律子に半ば無理やりスタジオに連れられてこられる。
後からスタジオに来た千太郎がスタジオで日々ドラム演奏を楽しんでいることを知るが、
ひょんなことからジャズピアノに対しての興味がわいてくる薫。
薫は2人と出会い、音楽を通じて閉ざしていた心を少しずつ開いていく。
ジャズと出会った若者たちの青春物語。
映画『坂道のアポロン』の見どころ
the 青春の海シーン
主人公の薫が片想いしている律子を勉強に誘いますが、
そこに千太郎が割って入り3人で突然海に行くことになります。
律子はもともとそのつもりだったのか水着となって千太郎と一緒にはしゃぎ始め、
薫もいてもたってもいられずに下着になり海に飛び込んでいくシーンは「the 青春」です。
(小松奈々の水着姿とても眩しかったです…。)
実はこの海水浴場での出来事で各々の恋心に動きが出てくる、割と重要な場面でもあります。
片道通行のそれぞれの想い
登場する人物はそれぞれが片想いをしているのですが、
誰も両想いじゃなく片道通行なのが観ていてくすぐったいです。
揺れ動く心情や想いが各俳優たちの表情に出ているところは、とてもリアルです。
恋が原因でこじれる主人公たちの関係性は、「甘酸っぱい」と思わせたり「切ない」と思わせてきます。
セッションシーン
この映画の見どころは何と言っても薫と千太郎がピアノとドラムでセッションするシーンです。
2人だけではなく、ほかの登場人物たちそれぞれが2人と一緒に演奏するシーンもあります。
楽器は俳優たちが猛特訓をし、本番で実際に演奏しているところを撮影しています。
演奏シーンは鬼気迫るものがあり本当にその場にいるかのような錯覚を覚えるほど迫力があります。
実際に私は鳥肌が立ちました・・・!
物語終盤で起きる怒涛の展開
最後の方までは音楽×青春(×昭和ノスタルジー)な雰囲気で物語が進んでいきます。
しかし、思いがけないことで想像していた未来が一気に変わることもあるんだな…
と思えるような出来事が起きてしまいます。
思わず「えっ!」と声を上げてしまうほどでした。
映画『坂道のアポロン』の感想
正直に言ってしまうと、青春コンプレックスを抱えている私には難易度高めの映画かな?と思っていました。
しかしそんなことはどうでも良くなるほど、ところどころある演奏シーンに意識が持っていかれて純粋に楽しむことが出来ました。
ミュージカルまでとはいかないですが、迫力のある音楽演奏シーンが好きな方にお勧めの映画です!
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