映画「US(アス)」のあらすじと感想をほとんどネタバレせずに紹介します。
ホラー映画で有名な「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督が新たな恐怖を描いた作品です。
伏線回収、驚愕のラスト系映画が好きな人におすすめの映画です。
映画『US/アス』の簡単なあらすじ
ある日家族と海辺の遊園地に来ていた少女は、引き寄せられるように海岸のミラーハウスに入り恐怖体験をする。
トラウマを抱えつつも成長して大人になった主人公アデレートは、バカンスを楽しむため家族と別荘地にやってくる。
しかしやってきた場所はかつてのトラウマの地だった。
気が乗らないまま友人家族と海を満喫するが、その日の夜に自分たち家族にそっくりな人間がやってきて・・・。
怒涛の恐怖が始まるーーー。
映画『US/アス』の見どころ
不気味な導入
冒頭、ミラーハウスで女の子の後ろ姿が映った後のオープニングの切り替えで謎にウサギが多いシーンで、不協和音の合唱団の曲が不気味さを出してました。
この印象的なウサギのシーンは後々にまたでてきます。
ミラーハウスでの恐怖体験が原因で小さい頃は喋れなくなってしまった事を回想する主人公の女性アデレート。
これから楽しいバカンスが始まるというのに、移動する車の中で思い出すくらいショックなことだったらしいですが、どれだけ怖い思いをしたのかは描かれませんでした。
主人公家族を取り巻く環境
夏季休暇でバカンスのために別荘に来ているらしき主人公家族たち。
周りに住んでいる人たちやビーチにいる人たちは、いわゆるセレブのような富裕層が多い印象でした。
主人公の夫の友だち夫婦もセレブ感があって少し嫌味な感じ。
ただ、ホラー映画ではこういう嫌味な友だち夫婦のキャラクターがどういう運命を辿るのかは、悪い方になんとなく想像できますね。。
バカンスを過ごした日の夜、主人公家族の家に自分達にそっくりな同じ家族がやってきます。
そしてそこから一気に物語は進んでいくのです。
気になるシーンと疑問
作中に散りばめられた伏線は最後にしっかりと回収されますが、
意味がわかったところでスッキリするのかしないのかは観た人にしか分からない感じでした。
なかでも、フラッシュバックのシーンや、意味のありそうなアイテム、キーパーソン的な人物のシーンなどなど…気になるポイントが結構でてきたりします。
全ての意味が分かった人は恐らくそんなに多くないと思います。
考察を列挙していくとネタバレになるため書きませんが、映画を観て疑問に思ったことだけ少し挙げます
・なぜソックリ家族側たちは同じハサミを持っているのか?
・どうしてウサギなのか?
・主人公の息子は何故仮面をずっと外さないのか?
個人的な疑問が物語と直接関係があるのかないのかは、映画を観た人にだけわかると思います。
映画『US/アス』を観た感想
映画を観ている途中までは、宗教的な怖さがメインなのかと思っていました。
しかし話が進んでいくと全然宗教とは関係なく、むしろ社会風刺の意味が強い映画だったと思います。
社会風刺の意味を含めて考察が好きな人や伏線回収、どんでん返し系の映画を観たい人におすすめしたい作品です。
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